セイロンティーは産地別で味が違う!?セイロンティーを攻略してワンランク上の贅沢ティータイムを味わいましょう。

アーユーボーワン!えみです。

聖なる輝く島スリランカとセイロンティーに魅了され年1でスリランカを、訪れる生活をしています。

 

今回はセイロンティー

を攻略して

最も美味しい飲み方で楽しもう!

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みなさん紅茶は何が好きですか?

セイロンティーですか?アッサムですか?

ダージリンですか?それとも和紅茶?

 

紅茶はざっくりと作られる産地(国)や品種によって分けられ、味も風味もさまざまですが

 

その大まかな分類の中でも

実は産地(地域)違いでさらに細かく

香り、味、水色が異なることをご存じでしょうか。

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紅茶好きの中には

スリランカのセイロンティーが好きな方も多いでしょう

 

 

実はセイロンティーの生産地スリランカには

7大産地と言われるスリランカ有数の紅茶の産地があります。

 

そのすべての産地で

異なる味のセイロンティー

が作られているのです。

知ってました??

 

"セイロンティー好きのあなた"

 

実はもっとあなた好みのセイロンティー

あるかもしれません!

まだ出会っていないかもしれないなんて…

勿体無い!!

 

あなたが飲んでるそのセイロンティー

最も美味しい飲み方できてますか?

 

せっかくセイロンティーを好きになってくれたのだから本当に美味しい

お気に入りの産地を見つけて欲しいと思います。

 

そこで、今日は

毎日スリランカ各地の紅茶を飲み比べる私が

セイロンティー7大産地の特徴をご紹介します!

 

この記事を読むことで

セイロンティーの美味しさを最も引き出す

ことができるようになります!!

 

同じ紅茶でも飲み方を変えるだけで

今までとは全く違う香りや味を感じることができるようになり、

この人の淹れる紅茶すごく美味しい!!

と思ってもらえるようになります✨

 

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【セイロンティー7大産地】

スリランカの面積は日本の約0.17倍

(北海道の0.8倍)ほどのインド洋に浮かぶ

小さな島国ですが、その小さな面積のうち

紅茶の栽培が盛んなのは半分以下のごく一部

 

そこに7大産地が集結しているのです。

 

しかも!!

その7大産地で栽培されるセイロンティー

味も風味も水色も全く異なるのです!!

 

同じ国、しかも隣同士の地域で、

ここまで味が変わるか!!

と驚く方も多いかもしれません。

 

紅茶専門店などでは

セイロンティーの中でも産地別に分類され売られているところが多いですが

 

紅茶飲料やパッケージされた紅茶などの裏に

書かれる産地はスリランカやインドなど

国名のみ記載されていることが多く

なかなか地域別の飲み比べをする機会は少ないかもしれません。

 

また、産地が記載されていないと

ミルクティーが合うのか

ストレートで飲むのがいいのか

その紅茶の最も美味しい飲み方が

わからない…なんてことも

 

この記事を読んで、

自分好みのセイロンティー

探してみてください!

 

セイロンティーには大きく7産地

ヌワラエリア/キャンディ/ウバ/ディンブラ/ルフナ/サバラガムワ/ウダプセワラ

と分別されます。

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【①ヌワラエリア

ヌワラエリアはセイロンティーの7大産地の中で最も標高の高いハイグロウンに属します。

一年を通して比較的気温が低く、夜間や早朝には10℃前後まで気温が下がり、ニットやセーターが必須な地域。

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そんなヌワラエリアで栽培される紅茶は、

気温の低さから、茶葉の水分が蒸発しにくく、

水分をたっぷりと含んだ茶葉から抽出される

みずみずしく透き通った水色を示すのが特徴。

 

紅茶のシャンパとも異名を持つ

ヌワラエリアのセイロンティーは他の産地と比べて水色が最も明るく黄色に近い色合いです。

柑橘を思わせると表現されるその味は

クセが少なくストレートでも好まれるため、

日本人の口にとても合うと言われています。

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水色:明るいベッコウ色

渋み:〇 

香り:◎

飲み方:アイス(ストレート/レモン/ハーブ/アレンジティー)

【②キャンディ】

キャンディは、かつてイギリスの

ジェームス・テイラーが紅茶を最初にスリランカに持ち込んだとされる地域。  

つまりセイロンティーの始まりの土地です。

そんなキャンディはスリランカ第2の都市と言われるほど住みやすい都市です。

気候も良く、暑すぎず寒すぎないのが特徴的。

標高別で分類するとミディアムグロウンに属します。

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ここで栽培される紅茶は、

最もオーソドックスなセイロンティー

言えると私は思います。

 

良い意味で主張が少ないにも関わらず

鼻から抜けるその香りはとても芳醇で上品。

うっとりしてしまいます。

 

どことなくフルーティーな香りと甘みのある

キャンディセイロンティーは万人受け間違いなし。

水色:赤みがかった茶色

渋み:△

香り:◎

飲み方:アイス・ホット

(ストレート/レモン/ミルク/アレンジティー)

 

【③ウバ】

インドのダージリン、中国のキームンと並び

世界三大紅茶にも名を馳せるスリランカのウバ。

 

紅茶の王様ともいわれる

その味わいは深く、やや渋みを感じますが

良質な茶葉は後味にメントールのような爽やかさがあるのが特徴です。

 

あの有名な"リプトン"の農園があることでも知られるウバ

香りは高級感たっぷりのずっしりとした紅茶なのに、口あたりは爽快感がある。

このギャップに虜になること間違いなし。

 

水色:茶色

渋み:△

香り:◎ (メントール)

飲み方:アイス・ホット(ストレート/ミルク)

(※メントール感はストレートの方がしっかりと感じられます)

 

【④ディンブラ】

私がセイロンティーの中で最も

ミルクティー向きだと激推ししている

ディンブラセイロンティー

 

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ディンブラはヌワラエリアよりやや標高の低い

ハイグロウンに属します。

 

「紅茶の女王」とも異名を持つその味わいは、ハイグロウンで育つ茶葉のわりに、

味がしっかりとしていて、

奥深さとコクを感じます。

 

ローグロウンで育つ茶葉ほど渋みや苦味がなく

ミルクと合わせても、ミルクの甘みを邪魔することなく調和します。

 

紅茶をしっかりと感じつつもミルクと相性が良く、濃くねっとりとしたミルクティーを飲みたければ、ディンブラを選ぶことをお勧めします!

水色:濃い茶色

渋み:△ コク:◎

香り:◎

飲み方:ホット(ミルク)

(※ミルクティーにする際はスプーン1杯のきび砂糖もしくわ

黒糖を加えるとより味に深みが出てディンブラ特有のコクが感じられます)

 

【⑤ルフナ】

セイロンティー7大産地のうち

最も南側に位置するルフナ。

標高が低くローグロウンに属します。

 

スリランカの南側は年中温暖な気候の地域として有名です。

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そのため、ルフナで栽培される茶葉からは水分が蒸発し、凝縮されたコクのある深い味わいが特徴。

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やや苦味も感じるその味わいは、

アメリカンコーヒーに例えられることも。

ミルクとの相性は抜群です。

水色:濃い茶色

渋み:◎

香り:◎

飲み方:ホット(ミルク)

【⑥サバラガムワ】

サバラガムワはスリランカ

南側に位置する熱帯地域。

 

サバラガムワで栽培されるセイロンティー

濃く深い味わいの中に、

はちみつや黒糖を思わせるコクと甘みがあります。

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ストレートで飲んでもはちみつ紅茶を飲んでいるような感覚のサバラガムワのセイロンティー

 

他の国で栽培される紅茶と比べて主張が少ないと言われるセイロンティーの中では

キャラ濃めのサバラガムワセイロンティーですが…

一度飲めばその味わいに虜になること間違いなし。

 

クッキーやケーキと一緒に味わっても

茶の味がしっかり感じられオススメです!

水色:濃い茶色

渋み:〇 コク:◎

香り:◎ (ハチミツや黒糖)

飲み方:ホット(ストレート/ミルク)

(※サバラガムワはもともと味が濃く特有の風味がありますが、スプーン1杯のきび砂糖もしくわ黒糖でより高級感のあるミルクティーに仕上がります。冬にぴったりです!)

 

【⑦ウダプセワラ】

ウダプセワラは7大産地のうち

最も新しく紅茶産地として独立した地域。

 

ウバとヌワラエリアに挟まれ、

ヌワラエリア寄りのウバと言った

絶妙な味のコンビネーションは

華やかな香りとバランスのとれた味わいがあります。

 

世界三大紅茶にも名を馳せる「ウバ」と

日本人向けと言われる「ヌワラエリア

その両方の特徴を合わせ持つ

ウダプセワラセイロンティー

 

まさに、いいとこどりの紅茶です。

水色:ベッコウ色

渋み:〇 

香り:◎

飲み方:アイス・ホット(ストレート/ミルク)

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さて!いかがでしょうか。

各産地の特徴私独自の主観

セイロンティー7大産地を紹介させていただきました

 

みなさんの頭の中には

各産地の紅茶の味が想像されているところではないでしょうか。

 

その想像、実際に試してみてください!!

 

実際に味わってみて、そして感動してください。

 

各産地の特徴を知っているだけで

「あ!本当だ、ハチミツっぽい」

「なるほど〜確かに渋みがあるなぁ〜」

 

など新たな発見があって楽しいと思います!

 

紅茶には色々な顔があります。

同じ産地でも

ストレート、ミルクティー、レモン、ハーブ、

無糖・加糖

 

飲み方を変えるだけで

全く違う飲み物になります。

これが紅茶の楽しみの1つだと私は思います。

 

紅茶好きのあなた

セイロンティーはストレート向きだから

セイロンティーはアイスティー向きだから

など

 

"セイロンティー"でまとめてしまってる方いないでしょうか。

それは勿体無い!!

 

7大産地でここまで味も風味も水色も

異なるセイロンティー

 

ぜひ、産地ごとに最も美味しい飲み方で

味わっていただきたいです。

 

【まとめ】

・セイロンティーって1種類じゃない!?

・セイロンティーには7大産地が存在する

・紅茶って産地(地域)ごとに味が異なる?

・産地ごとにおすすめの飲み方がある

 

紅茶好きのみなさん、

あなたの紅茶の楽しみ方、ワンパターンになっていませんか??

 

紅茶にはまだまだ知らない顔があります。

セイロンティーの産地別の味や飲み方を

マスターして

いつもの紅茶で

贅沢なティータイムを楽しんでください!

 

「あなたの淹れる紅茶美味しいわね!」

「この紅茶どこの?すごく高いんじゃない?」

なんて声をかけられるようになるかも🤭

 

さて、

セイロンティー7大産地を飲み比べしたい

と思ったあなたに!!朗報!

 

スリランカから直輸入する

オーガニックセイロンティーのお店をご紹介

いたします。

MITSU TEA

https://www.mitsutea.com/shopping